2027年ゴジラ松井監督誕生へ スタンフォード大・佐々木麟太郎ドラフト指名の秘策

岡本和真の故障で佐々木麟太郎が急浮上

現在の不動の4番・岡本和真が来シーズン、メジャー移籍の可能性がある上、5月6日の阪神戦で左肘の靭帯を損傷し、全治3カ月の診断を受けたばかり。強力な新主砲作りは“待ったなし”の状況だ。

そこで巨人が見据えるのが、花巻東(岩手県)時代に高校歴代最高の140本塁打を記録した佐々木麟太郎の獲得だ。

ドジャース・大谷翔平の直系の後輩で、米スタンフォード大進学を表明し、NPBドラフト指名を辞退した超逸材。ポテンシャルもスター性も比類がない大器と言える。

そんな中、巨人は4月に水野雄仁編成本部長代理と榑松伸介スカウトディレクターをサンフランシスコに派遣した。スタンフォード大の試合視察だ。

同大はNCAA(全米大学体育協会)の最高峰ディビジョン1「アトランティック・コースト・カンファレンス」(ACC=大西洋地域)に所属。

佐々木は1年生ながら一塁手で先発出場しており、4月20日のノートルダム大戦で5号2ラン、5月6日のサンタクララ大戦で6号3ランを放った。

6日は大谷翔平もマーリンズ戦で本塁打を放ち、米国でも「花巻東のスターがそろってホームラン」と報じられた。