2027年ゴジラ松井監督誕生へ スタンフォード大・佐々木麟太郎ドラフト指名の秘策

スタンフォード大は東大、京大よりも上

スタンフォード大は、世界大学ランキングの上位トップ10の常連で日本の東大、京大をも大きく上回る。

自主的な中途退学者はほぼいないが、MLB(野球)やNFL(フットボール)、NBA(バスケットボール)を目指すアスリートエリートは別だ。毎年、ドラフト指名でプロに進む選手が少なからずいる。

MLBドラフトは、例年7月のオールスター期間中に実施され、対象は(4年制大学の場合)2年修了、または21歳になる時点。佐々木は来年2年だが、4月生まれで2026年ドラフト指名の対象となる。

佐々木が掲げる目標は、各地域のリーグ戦を勝ち抜いたチームが集結する「カレッジ・ワールドシリーズ(全米大学選手権)で優勝すること」。それまではNCAAに全精力を費やす。

「唯一自身の手で目標が達成可能なのが来シーズン。米国の大学野球はドラフトの影響で3、4年の層が出がらし状態で、2年生が主体となる。佐々木も大学2年満了で休学し、プロに進む青写真を描いている。これが定石ですから」(米スポーツアナリスト)