DeNA三浦監督「選手を信じて采配していくしかない」 蝶野正洋との対談で本音をぶっちゃけ!

蝶野正洋、三浦大輔監督 (C)週刊実話Web
【蝶野正洋×DeNA三浦監督スペシャル対談 後編(2)】
昨年、26年ぶりに日本一の座を奪取した横浜DeNAベイスターズを率いる“ハマの番長”こと三浦大輔監督は、本誌連載でおなじみの“黒のカリスマ”蝶野正洋と30年ほどの付き合いがあり、「リング」と「球場」を行き来しながら友情を育んできた。前編に引き続き、親交の深い2人が勝手気ままに語り尽くす!

蝶野正洋×DeNA三浦監督スペシャル対談 後編(1)

三浦「蝶野さんがプロデュースしてくださいよ」

蝶野「最近は選手同士の乱闘や退場も少なくなったよね。マナーもいいし、紳士的なプレーをする選手が増えた。若い選手とかみんなシュッとしてスマート。ただ、今のベイスターズは、監督ぐらいしかイケメンがいないんじゃない?」

三浦「そんなことないですよ(笑)。カッコいい選手もたくさんいます」

蝶野「イケメンというより、男らしくて強そうなタイプが多いよね。だからもうその路線で、迫力を増したほうがいいかもしれない。ポスターを撮るときには、みんなサングラスをするとかどう?」

三浦「ずいぶんイカついチームになりますね(笑)。それは蝶野さんがプロデュースしてくださいよ」

蝶野「去年、帰ってきた筒香(嘉智)くんは、ビシッと決めたら迫力が出そうだよね」

三浦「彼はすごく優しくていい奴ですよ。明るくてムードメーカーなんで、チームの雰囲気づくりにも貢献してくれてますね」

蝶野「三浦監督は雰囲気とかムードを大事にしてる?」

三浦「ムードは大事だと思いますね。僕も調子がいいときはベンチで一緒に盛り上げたり、ハイタッチもします。選手たちには、あれダメ、これダメと言わずに、伸び伸びとプレーさせるのが一番だと思ってますから」

蝶野「盛り上がってるように見えて、三浦監督はいつも冷静だよね。現役の頃も常に冷静さを保っているように映っていたよ」

三浦「冷静であろうとは思ってますけど、心の中ではドキドキしてますし、ストレスもたまりますよ。監督というのは自分ではどうしようもできないから、選手を信じて采配していくしかない。
もちろんうまくいったときは気持ちいいですけど、なかなか思うようにいかないですから、できるだけ自然体でやるようにはしてますけどね」