蝶野正洋「ベイスターズ一筋って正直…飽きない?」 DeNA三浦監督にブッ込み質問連発!

蝶野正洋、三浦大輔監督 (C)週刊実話Web
【蝶野正洋×DeNA三浦監督スペシャル対談 後編(1)】
昨年、26年ぶりに日本一の座を奪取した横浜DeNAベイスターズを率いる“ハマの番長”こと三浦大輔監督は、本誌連載でおなじみの“黒のカリスマ”蝶野正洋と30年ほどの付き合いがあり、「リング」と「球場」を行き来しながら友情を育んできた。前編に引き続き、親交の深い2人が勝手気ままに語り尽くす!

蝶野「ベイスターズ一筋って正直…飽きない?」

蝶野「今年は25年ぶりにメジャーリーグの開幕戦が日本で開催されて、ドジャースとカブスが巨人、阪神と練習試合をやっていたけど、どうしてベイスターズじゃなかったんだろう」

三浦「なんでですかね? ウチにはなぜか話が来なかったです」

蝶野「日本一なのに納得いかないよね。よし、来年はベイスターズがメジャーに乗り込もう。アメリカだけでなく、台湾、韓国、メキシコ、オーストラリアと、野球が盛んな国を回るのもいいね。
そのときは俺も帯同するから(笑)。それにしても、横浜は本当に強くなったよね。三浦監督は、プロ生活でいうと何年目?」

三浦「プロ入りしたのが33年前ですね。1992年の18歳で入って、そのときはまだ『横浜大洋ホエールズ』でしたから。
2年目から『横浜ベイスターズ』になって、2012年にDeNA。僕が一軍の監督になったのが’21年なので、今年は監督5年目のシーズンになります」

蝶野「懐かしいね、ホエールズ。鈴木尚典コーチは先輩だったよね」

三浦「年齢は僕の1つ上で、球団でも1年先輩になりますね。お互いプロレスが好きだったのですぐに意気投合して、寮にいたときはプロレスの話ばっかりしてました」

蝶野「27年前に『nWo(ジャパン)』に参加してくれた2人が、今も同じチームで頑張っているのはすごいことだよね。三浦監督は、現役引退してから何年で監督に就任したの?」

三浦「’16年に引退して、解説や評論を2年間やって、一軍の投手コーチとしてチームに戻ってきて、そこから二軍の監督を1年。’21年から一軍の監督をやらせてもらっていますね」

蝶野「下積みがあったんだ。ずっとベイスターズ一筋というのも、なかなかいないよね。正直言って…飽きない?」

三浦「そんなことないですよ(笑)。毎シーズンいろいろなことがありましたし、浮き沈みも経験してますから。チームとしては1998年にリーグ優勝して、日本一にもなりましたけど、そのあと全然勝てなくなって人気も下がって、スタンドがガラガラの時代もありました。
2000年代は最下位ばかりで、そこから盛り返しての日本一なので、喜びも重みも感じてますね」