黒のカリスマ×ハマの番長スペシャル対談! 蝶野正洋が「監督としてのお手本」「27年ぶりリーグ優勝」を徹底質問

蝶野正洋、三浦大輔監督 (C)週刊実話Web
【蝶野正洋×DeNA三浦監督スペシャル対談 前編(2)】
昨年、26年ぶりに日本一の座を奪取した横浜DeNAベイスターズを率いる“ハマの番長”こと三浦大輔監督は、本誌連載でおなじみの“黒のカリスマ”蝶野正洋と30年ほどの付き合いがあり、「リング」と「球場」を行き来しながら友情を育んできた。
そこで今回、ベイスターズ日本一を記念してスペシャル対談が実現。伝説のヒール軍団『nWoジャパン』加入の裏話、今季のリーグ優勝を目指す三浦監督の意気込みを大放談していただいた。

【蝶野正洋×DeNA三浦監督スペシャル対談 前編(1)】

三浦監督の師匠は「小谷正勝さんですね」

蝶野「三浦監督、年はいくつになった?」

三浦「51歳で、今年52です」

蝶野「それだとチームで一番上? 三浦監督より先輩もいたりするの?」

三浦「コーチ陣には先輩もいますし、年上の方も何人かいらっしゃいますね」

蝶野「正直言ってうるさくない? 上がいると面倒くさいでしょ?」

三浦「それは大丈夫です(笑)。先輩方からは経験を活かしたアドバイスをいただいてますし、密に連携して、コミュニケーションを取りながらやらせてもらっていますね」

蝶野「監督にとって『師匠』という感じの存在といえば、誰が思い浮かぶ?」

三浦「僕がプロに入ったときにコーチをしていただいた小谷正勝さんですね。小谷さんは、先のシーズンまで『コーチングアドバイザー』という形でベイスターズに所属していただいて、いろいろ手伝っていただいてました」

蝶野「所属してからの歴代の監督は覚えてる? 2年に1回ぐらい変わってそうだけど」

三浦「えーと、須藤(豊)さん、代行から監督になった江尻(亮)さん。近藤(昭仁)さん、大矢(明彦)さん、権藤(博)さん、森(祇晶)さん、山下(大輔)さん、牛島(和彦)さん。それから大矢さんが帰ってきて、尾花(髙夫)さん、中畑(清)さん、(アレックス・)ラミレスさんです」

蝶野「さすが横浜一筋30年、すらすら出てくるね。その中で監督として一番、手本になっているのは誰?」

三浦「手本というか、印象深いのは1998年に優勝したときの権藤監督ですね。権藤さんは、選手を大人扱いしてくれて、すごく自由な雰囲気がありました。門限もなかったですから。ただ、その分、それぞれが責任を持って行動しろという指導でしたね」