蝶野正洋×DeNA三浦監督スペシャル対談! リングと球場を行き来して育んだ30年の友情秘話

蝶野正洋、三浦大輔監督 (C)週刊実話Web
【蝶野正洋×DeNA三浦監督スペシャル対談 前編(1)】
昨年、26年ぶりに日本一の座を奪取した横浜DeNAベイスターズを率いる“ハマの番長”こと三浦大輔監督は、本誌連載でおなじみの“黒のカリスマ”蝶野正洋と30年ほどの付き合いがあり、「リング」と「球場」を行き来しながら友情を育んできた。
そこで今回、ベイスターズ日本一を記念してスペシャル対談が実現。伝説のヒール軍団『nWoジャパン』加入の裏話、今季のリーグ優勝を目指す三浦監督の意気込みを大放談していただいた。

蝶野「俺が試合を見に行くと、いつもベイスターズが負ける」

蝶野「昨シーズン、横浜DeNAベイスターズは26年ぶりに日本一を達成。三浦監督は球団生え抜きの監督として初めて日本一となった英雄だから、横浜あたりはファンが群がって普通に歩けないんじゃないの?」

三浦「いやいや、普通に歩いてますよ(笑)。26年ぶりの日本一だったので、全国のベイスターズファンが喜んでくれましたし、なかでも地元の横浜の方々の声援は大きかったですね。優勝パレードにも、たくさんの方が来ていただいて、本当にありがたかったです」

蝶野「俺は球場まで試合を見に行くと、いつもベイスターズが負けるんだよ。だから、日本シリーズは家でおとなしくテレビ観戦した。つまり、勝ったのは俺のおかげかもしれないよ(笑)」

三浦「蝶野さんには、2022年に始球式に来てもらいましたよね。打者としてバッターボックスに立っていただいて」

蝶野「三浦監督と鈴木尚典コーチのバッテリーでね。優しいボールを投げてくれるのかと思ったら、すごいボールが飛んで来たから、まったく打てなかったよ(笑)。
そのあと、マスコットのスターマンくんにビンタして気合を入れたりね。俺は今年の『新日本プロレス1.4東京ドーム大会』に解説で入ってたんだけど、三浦監督が鈴木コーチと見に来てくれてたんだよね」

三浦「久しぶりのプロレス観戦で楽しかったですし、蝶野さんと東京ドームでお会いできたのもうれしかったですね」

蝶野「最初の出会いは覚えてる? 俺が新日本プロレスでヒール軍団『nWo(ジャパン)』を率いていた頃で、三浦監督たちが入りたいっていうから、加入させてあげたんだよな?」

三浦「全然違いますよ(笑)。僕と鈴木さんはずっとプロレスが好きで、最初は橋本真也さんと知り合って、試合にご招待していただいたんです。
それで試合後に控え室においでよって言っていただき、行ったら蝶野さんがいらっしゃって、『じゃあ今日からキミたち、nWoの新しいメンバーだ!』って、いきなり言われて。それからいろいろ呼んでいただくようになったんです」