学園祭クイーン・緒方かな子「テレビでの活動も考えています」23歳で結婚、芸能界引退、子育てを振り返る

緒方かな子 (C)週刊実話Web
1990年代の学園祭クイーンと言えば、中條(緒方)かな子の名前が浮かぶ人も多いだろう。当時事務所の先輩だった千堂あきほと並ぶ人気で、日本全国を飛び回った。
デビュー当時、アイドルグループのメンバーだった彼女は、グラビアアイドルを経て23歳でのちの広島東洋カープ監督・緒方孝市夫人に。子育てなどもあり芸能活動を抑えめにしていた彼女に、近況を聞いた。(全2回中の1回)

「モデルをやってくれるならお小遣いをあげるよと“釣った”んです(笑)」

――最近、某誌で数年ぶりにグラビアを撮られ、表紙も飾られていた。広島ローカルでの活動が中心と聞いていたので驚きました。
緒方「そうなんです。23歳で結婚した翌年に芸能界を引退し、夫が所属する広島カープの地元であり私の出身地でもある広島に戻りました。以降は3人の子育てに専念していたので、2017年に広島テレビの番組でコメンテーターとして復帰してからも地元中心の活動でした」

――長女の緒方佑奈さんが声優デビューし、今春には一番下の長男が大学に入学して子育てが一段落したのも大きいのでしょうか?
緒方「それはあります。ベースはもちろん広島なのですが、絵の仕事で上京することも多いので、徐々にテレビなどでの活動もと考えています」

――絵と言えば、趣味の油絵で次女を描かれて白日会展に初入選、今年3月の「第101回白日会展」には長男をモデルにした作品を出されました(写真)。
緒方「私は人物画を描くことが多くて、今までは長女や次女を描いてきました。本格的に男性をモデルにしたのは実は今回が初めてだったんです」

――ご長男的には「順番からすると自分だな」とは思っていたでしょうね。
緒方「だから、すっごく嫌がっていました。でも、ちょうど大学生になるタイミングで『美容院で髪を染めてみたい』と言い出したのを機に、モデルをやってくれるならお小遣いをあげるよと“釣った”んです(笑)」