学園祭クイーン・緒方かな子「テレビでの活動も考えています」23歳で結婚、芸能界引退、子育てを振り返る

「夫の絵はどこかに仕舞い込んじゃってますね(笑)」

――息子さんはイケメンだしスタイルもいい。描き甲斐があったのでは?
緒方「いやぁ~、大変でした。大きなキャンバス(100号)で男性を描くこと自体が初めてだったので、いろんな角度から写真を100枚くらい撮って部屋中に貼ったんです。
ドラマでよく、殺人犯とかがターゲットの人の写真を壁に貼ってるじゃないですか? あんな感じ(笑)。それでも光の具合や手の角度を確認したいから、ことあるごとに『ちょっと見せて』と言うと、ものすごく嫌がってましたね」

――ご主人を描いたことはないのですか?
緒方「実はあるんです。お付き合いしているときに誕生日プレゼントは何がいいだろうと悩んでいたんですね。既に活躍している野球選手だから、何でも持っていそうじゃないですか。
そこで考えたのが、絵でした。結婚前に描き始め、結婚してから誕生日が来たので、そこで渡しました。ホームランを打ったときの後ろ姿です」

――その絵は今も大事に?
緒方「娘たちを描いた絵は玄関を入ったところに飾っているのですが、夫の絵はどこかに仕舞い込んじゃってますね(笑)」

「週刊実話」5月8・15日号より

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(4月29日15時公開)

緒方かな子(おがた・かなこ) 

1973年3月4日生まれ。1991年、17歳のときに中條かな子としてデビュー。夫の緒方孝市氏は現在、野球評論家として活躍。著書に絵本『ぼくのヒーロー』(ザメディアジョン)など。インスタグラム:kanako_ogata_  緒方の画集や絵が買えるサイトは https://yellow-web.stores.jp/