鈴木善幸が“状況判断”の材料にしていたのは…自宅に殺到する記者陣に「ジョニ赤」を飲ませて逆取材!?
2回目の選挙で「コペルニクス的転回」
こうしたなかで「国会に水産議員を!」と掲げた鈴木は、当時の社会党公認で出馬した。
しかし、衆院旧〈岩手1区〉での選挙戦は、終始、苦戦であった。
山田町など海岸部で“浜の善幸”に力を入れ過ぎたことで、盛岡市など内陸部の大票田ではアピールに欠けたのである。
例えば、選挙用のトラックで「鈴木をよろしく!」とやると、「鈴木? そんなもんは知らん。陸のスズキなんちゅうもんは見たことないぞ。スズキは海のもんだべや」などと、有権者の反発は冷たかった。
開票の結果、それでも鈴木は定数4の最下位で、辛くも初出馬、初当選を果たした。
時に36歳であった。
ところが、鈴木は社会党で当選したものの、2回目となる昭和24年1月の総選挙では、吉田茂率いる民主自由党(民自党)から出馬することになった。
革新の社会党から保守へ、まさに「コペルニクス的転回」をしたのである。
これについては、さち夫人の“弁明”がある。
「背景はいくつかあったようですが、当時、選挙区が2年連続して台風被害(キャサリン台風、アイオン台風)に遭っていた。県の財政援助だけでは災害復旧に無理があり、国の援助が待たれたという現実的な課題がありました。選挙区からの『与党に入って国家予算を地元へ』という要請に、主人が応えたわけです。もう一つは、社会党の理論至上主義、党内の内紛に嫌気が差したところもあったと思われます」
ちなみに、鈴木が首相として初訪米したとき、米政府は「川の流れは変われるものだ」と、この“変身”ぶりに理解を示したものであった。
一方、さち夫人はじつに総務会長を10期務め、「まとめ役」「調整能力」に定評のあった鈴木について、こんな裏話をしてくれた。
総務会長当時の鈴木宅は、記者陣から「カラカラ亭」なる“別称”で呼ばれていた。
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