来たるべき「人生100年時代」の地獄! 政府の陰謀と寝たきり大国ニッポン【長寿の裏側1】

しかし、長寿大国とは名ばかりで実際は寝たきり大国ニッポンの国民には、みじめな老後が待っている。
そして、その裏には政府の陰謀があるという。(全2回中の1回目)
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100歳が当たり前の時代がもうそこまで来ている
ここ数年、テレビ番組やCMなどで「人生100年時代」という言葉をよく聞くようになった。
これは2016年、イギリスのロンドン・ビジネス・スクールで教授を務める組織論学者のリンダ・グラットン氏と、同じく経済学者のアンドリュー・スコット氏の2人が、共著『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)100年時代の人生戦略』の中で提唱した言葉である。
現在、日本人の平均寿命は男性81.09歳、女性87.14歳(2023年/厚生労働省)で、今後も平均寿命は延び続け、先進国では2007年生まれの2人に1人が、103歳まで生きるのではないかといわれている。
2007年生まれでは実感が湧かないという読者がほとんどであろうが、2023年の日本における100歳以上の人口は9万5000人以上。この20年間で9倍以上にも膨れ上がっている。
こうした人口はこれからも右肩上がりに増え、2025年には10万人以上に、2035年には25万人以上に上ると予測されている。
『ライフ・シフト』の日本語版が国内で発売された当時、自民党の小泉進次郎氏が「人生100年時代」というフレーズを使用し、これが世間的にも広く認知されるようになったことを覚えている人も多いだろう。
2017年には当時の安倍晋三内閣が「人生100年時代構想推進会議」を発足。
この会議では、年齢に関係なくすべての人へ開かれた教育機会を提供し、新卒一括採用にこだわらない人材採用と高齢者雇用を促進させ、これまでの型にはまった「教育20年、労働40年、老後20年」という人生設計を見直し、多様化していこうと議論を進めていた。
ちなみに『ライフ・シフト』の著者であるグラットン氏は、同会議で唯一の外国人メンバーであった。
こうした時代の流れに乗って、証券会社や保険会社は「人生100年時代」に関する商品をこぞって販売している。
政府が喧伝する未来やCMで描かれる100歳以降の人生は、いつまでも健康で生き生きと働き、豊かで実りあるもののように感じられる。
しかし、われわれは本当にそのような未来を手に入れ、100歳を過ぎてもなお、笑顔で生きていくことができるのだろうか?
国や企業に与えられた情報を鵜呑みにして、果たして大丈夫なのだろうか?
どうにも信じられないという人も多いと思うが、それもそのはず「人生100年時代」の裏には、大きな思惑や陰謀、真っ赤な嘘が隠れていたのである──。
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