ここがオヤジでも「一人メシ」できる“極楽ローカルチェーン”だ!~『山田うどん食堂』編~

山田うどん食堂(C)週刊実話Web
腹が減ったが、一緒にメシを食う相手がいない。

そんな寂しいオヤジでも一人メシ可能なローカルチェーンを紹介しよう。

どうせなら全国展開している普遍的なチェーン店よりも、その土地でしか食べられない尖ったローカルチェーンで食うに限る!

本稿は、そんな熱くもやや歪んだ思想を胸に秘めた寂しいオヤジ読者にこそ読んでいただけたら幸いである。

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「早い! 安い! うまい! 腹いっぱい!」をコンセプトに、関東に154店舗(2025年2月現在)を展開する『山田うどん食堂』(以下、山田うどん)は、ファンから“だうどん”の愛称で知られるローカルチェーン。特に本部のある埼玉県を車で走っていると「赤いカカシ」のマークを見かけたことがあるという方も多いのではないだろうか。

山田うどんの歴史は古く、発祥は1935年に製麺所を創業したところから始まっているという。

その後、製麺所を会社組織として設立し、1964年に工場を増設した際、隣に『山田うどん食堂』を開店。安さとうまさで評判となり、翌年からフランチャイズ展開が始まり、1996年のピーク時には213店舗にまで拡大したという。

そんな埼玉県民のソウルフードとも言うべき山田うどんは県内のだいたいの市区町村に展開されているから、食べやすさという点では間違いなく二重丸。さらに、どの店舗でもカウンター席が完備されており、おまけにつまみ類にも事欠かない。

では、味の方はどうなのか? 一人寂しくメシをつつく夜、あえて推したいのは「うどん」ではなく「メシもの」だ。

充実の「日替わりセット」。毎日行っても飽きないメニュー構成