「新型コロナ起源は武漢のウイルス研究所」米CIAが衝撃の声明を発表したことで米中対立が激化!!

画像はAIで生成したイメージ
「米国第一主義」を掲げ、関税で攻勢を仕掛けるトランプ米大統領。中国とは報復合戦の様相を呈し、米中対立は激化している。

だが、対立の要因は関税だけではない。

新型コロナウイルス感染症の起源を巡り、米中央情報局(CIA)が「中国・武漢のウイルス研究所から流出した可能性が高い」とする衝撃の声明を出したため、中国側は猛反発。対立は収まるどころか激しさを増す一方だ。

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新型コロナ感染が世界を席巻してから5年が過ぎた。

世界中の人々を死の恐怖に陥らせたこのウイルスの起源はいまだに分かっておらず謎に包まれているが、感染拡大の要因が中国の隠蔽体質にあるのは言うまでもない。

中国が正確なデータを速やかに公表しなかったため、世界各国は対策を講じるのが後手に回ったからだ。

今後の教訓を得るためにも新型コロナの起源を明らかにしたいところだが、CIAはこれまでその起源について「結論を出せない」と説明してきた。

それが一転、研究所から流出した可能性を認めるに至ったのはなぜか。

全国紙のワシントン特派員はこう語る。

「トランプ政権でCIA長官に就任したジョン・ラトクリフ氏は、第一次政権で情報機関を統括する国家情報長官を務めた人物です。対中強硬派として知られ、ウイグル人に対する人道的罪とコロナを隠蔽したことを理由に北京オリンピックのボイコットを主張していたほど。研究所流出説を通じて習近平国家主席にダメージを与える思惑もあるのだと思います」

研究所からの流出だとすれば、中国は意図的に致死率の高いウイルスを作っていた可能性が浮上する。

また、それが国家ぐるみのとなれば、国際社会は習氏に厳しい目を向けることになるだろう。