【2025年の大予言】巨人軍“創設100周年”に向け浮上した本拠地移転と「新東京ドーム」建設計画

東京ドーム (C)週刊実話Web
2024年シーズンの巨人は就任1年目の阿部慎之助監督がチームを率いて、見事に三つ巴のペナントレースを制した。

2年連続でBクラスに沈み苦汁をなめた“球界の盟主”をよみがえらせた手腕は、関係者からも高く評価されている。

【関連】楽天、ヤクルトの“温情”に泥を塗る―田中将大「7月末に巨人移籍」の闇シナリオ急浮上 など

そんな巨人が本拠地を現在の東京ドーム(東京都文京区)から、築地市場跡地(同中央区)に移転する計画が水面下で進められているという。

1988年に開業した東京ドームは、そもそも自前の施設ではない。

2021年に東京ドーム社の株式を20%取得して経営に参画したとはいえ、巨人の親会社である読売新聞社にとって、球団との一体経営が可能になる自前球場の誕生は悲願だった。

開業当時は「最新式で日本一の球場」といわれた東京ドームだが、今では人工芝の無機質な印象が強くなり、座席の間隔が狭いという問題もある。

屋根部分は米国ミネソタ州ミネアポリスにあったメトロドームを参考に、グラスファイバー製の生地を空気圧で膨らませることによって形成されているが、その“本家”は2010年に大雪の影響で屋根の一部が崩落。1982年の開場から32年が経過した2014年に解体されている。

東京ドームは開業して36年が経ち老朽化が進んでいることもあり、以前から移転話が持ち上がっていた。