習近平に粛清された薄熙来の息子が結婚 お相手の台湾女性が「才色兼備でお嬢様すぎる」

父親擁護の反論声明で見せた男気

薄瓜瓜氏は98年から英国に留学し、オックスフォード大やハーバード大といった名門校で学んだ(中国SNSより)
両親が母国中国で被告として裁かれている当時、米ハーバード大学に留学中だった瓜瓜氏は、以下のような両親を庇う声明を発表している。

・学費と生活費は奨学金と母親の貯蓄で賄われている
・中国国内国外で営利目的のビジネスや企業に参画したことも、名前を貸したこともない
・高級スポーツカーのフェラーリを運転したことや中国にある米国大使公邸を訪れたことは一度もない

「瓜瓜氏クラスの『紅三代』の脇の下が甘いはずなど絶対にありません。ましてや父親は打黒キャンペーンのけん引役でした。政敵や黒社会から報復される恐れすらあるぐらいで、実名で声明を出すようなリスキーな行為に、驚かされたことを覚えています」(前出・香港紙記者)

台湾メディアによると、夫婦は11月23日、台湾北部の新竹市で、内輪だけのプライベートな結婚披露宴を開催した。

瓜瓜氏のお相手は許惠瑜氏(30代後半)。台湾宜蘭県羅東で代々、大病院グループを営む名家出身で、15歳でイギリスに留学し、その後ロンドン大学とコロンビア大学で学位を取得、教育分野で活躍している才媛。いわゆる台湾華僑だ。
薄熙来の息子・瓜瓜氏のお相手・許惠瑜氏(海外大学専門進学塾・Crimson Educationカナダ校HPより)
加えて、ご覧のとおりの美貌である。2人の兄の下の一人娘として、両親の寵愛を受けて育ったという。現地では「甘やかされた末っ子と思いきや、教養あふれ、自分の意見が言えるキャリアウーマン。チヤホヤされるのを好むタイプではない」と報じられている。

2人は、コロンビア大学で留学時に運命の出会いをしたという。瓜瓜氏は2016年にニューヨーク州の弁護士資格を取得後、翌年、カナダのバウアー・グループにビジネスアナリストとして入社している。惠瑜氏も今年3月まで大手海外大学専門進学塾カナダ校のトップを務めていた。今後2人は、生活拠点があるカナダへ戻り新婚生活を送る見通しだ。

直接的な相続税が存在しないカナダは中国系移民(華僑)の間でも人気の移住先のひとつ。華人コミュニティは大規模かつ重厚で、多文化主義を掲げるカナダ社会の中で重要な役割を果たしている。