「顔面レベルが自分と同じ人がいい」NSC時代に女子全員から嫌われていた!『紅しょうが』稲田美紀がぶっちゃけ



「みんな照れてすぐに帰ってました」

紅しょうが・稲田美紀
――記録しておきます(笑)。『THE W』の優勝賞金は1000万円。稲田さんはそのお金で、10月にセミオープン写真展を無料開催しましたよね。そもそも、なぜセミオープンに?

稲田「前に女性カメラマンさんの練習台で、セミオープンになったことがあって。もう1回、撮ってもらいたいなと」

――東京・渋谷での写真展にはたくさんの芸人が駆けつけ、来場者も4000人以上と大盛況でした。

稲田「カメラマンさんが『潔く脱いでくれるから楽しかったわ』と言ってくれましたね。コンセプトは『新しい婚活』で、シースルーのベールや白いカラーという花を用意してくださって。私は前日からブラジャーとかパンツをシームレスのものにして、締め付けをなくしたりしていました」

熊元「跡がつくからね」

――熊元さんはどう思いましたか?

熊元「思っていたのと違って、かっこよかったです。みんな、『稲田さんとセミオープン』というギャップに面白がって来ていたのに、意表を突かれていた」

稲田「先輩の『かまいたち』山内(健司)さんとか1人で来た男性は、みんな照れてすぐに帰ってました」

――撮影から個展開催まで、いくらかかりましたか?

稲田「予算オーバーで危なかったんですよ…」

熊元「商売っ気を出したくないからと、最初はグッズを出すのもイヤがってましたからね。ずっとサインもし続けて。すごいですよ」

稲田「まさかこんなことになるとは…」

――写真集のオファーが来るかもしれませんね。

稲田「いやいや。でも、個展は大阪でもできたらと思っています(12月14日から大阪での開催決定)」

――コンビとしての展望は?

熊元「今年初めて単独全国ツアーをしたので、これからもやるために頑張り続けたいです!」

稲田「沖縄とか仙台とか、未開催の場所でやってみたいですね」

企画・撮影=丸山剛史/取材・文=有山千春

「週刊実話」12月19日号より内容を一部変更

紅しょうが

吉本興業所属。2014年にコンビ結成。23年に『女芸人No.1決定戦 THE W』で優勝。現在は劇場「ヨシモト∞(無限大)ホール」にレギュラー出演しつつ、テレビやラジオ番組を中心にさまざまなメディアで活躍中。