「顔面レベルが自分と同じ人がいい」NSC時代に女子全員から嫌われていた!『紅しょうが』稲田美紀がぶっちゃけ



ホスト通いも明かせる家族のような関係

紅しょうが(左・熊元プロレス 右・稲田美紀)
――吉本のホームページだと、コンビ結成が14年10月となっています。

熊元「正式には12月で、初舞台は『よしもと漫才劇場』でのお披露目公演。めっちゃスベった記憶がありますが、楽しかったんですよね。そう思わなかったら解散してたと思います」

――2人はどんなふうに距離を縮めたんですか? 恋バナをしたりとか?

稲田「恋愛の話はします。熊元さんの家でアルバムを見せられながら『初彼です』とか」

熊元「当時は暇やったから、6時間ネタ合わせして4時間半おしゃべりしたり」

――仲良しですね!

稲田「仲良し!? いや、そんなベタツキ感はないです。子育てしている友達には言えないようなことを熊元さんに言うと、笑い飛ばしてくれるというか…友達と家族の間?」

熊元「この人にこれを話すと引くだろうな、とかあるじゃないですか。私は引かないんですよ。逆に、私もホスト通いを地元の友達に言うと『もっと他のことにお金を使ったほうがいい』と言われるんですよ」

稲田「私はそれを全然気にしたことなかったな。スッカラカンにならんといてな、くらいで」

――大阪時代、人気が出たきっかけは?

熊元「大阪では人気なかったです。受け入れてくれたかなという時期はありましたが」

稲田「今も人気があるとは思わないですが、女の子からのDM(ダイレクトメール)が増えましたね。『テレビではっきりとモノを言ってくれるのがいい』と。そんなつもりはないんですけど、テロップの色をめっちゃ怒った雰囲気の紫にされるからびっくりです」

熊元「紫ってエロ以外でも使われるんだ(笑)。私はありがたくも悔しいですが、『マユリカ』(吉本興業所属のお笑いコンビ)さんのおかげというのがあります」

――マユリカは23年の『M-1グランプリ』ファイナリストで、稲田さんとはNSCの同期ですよね。

熊元「マユリカさんのラジオに私たちが出て、中谷さん(マユリカのツッコミ担当)のことを『キモい』と笑ってる人が、私のことも『女版中谷みたいなキモいのが出てきたぞ』と、好きになってくれたんだと思います。認めたくないけど」