永田町で話題の的! 石破首相が起死回生の「衆参ダブル選挙」トリガーを引くヤバすぎる確率

石破茂(C)週刊実話Web
先の衆院選からまだ1カ月と少ししか経っていないというのに、永田町では早くも来夏の参院選に合わせて衆院解散・総選挙を行う「衆参ダブル選」が取り沙汰されている。

それを新首相が行うなら自民党にとって起死回生策になり得るが、石破茂首相の下で衆参同日選を行う可能性が高いのだという。

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その先に見えるのは自民党の崩壊。権謀術数渦巻く政界では現在、何が起きているのか――。

11月28日、臨時国会が召集された。与党が衆院過半数割れしてから初めての論戦が行われている。

だが、2024年度補正予算案は自民、公明両党の与党と国民民主党が早期成立で合意しているため、緊張感はない。

与野党対決の本番は、来年の通常国会での2025年度予算案をめぐる攻防であり、各党が見つめる先にあるのは来夏の参院選だ。

ただ、参院選でも与党が過半数割れを招くと、自民にとっては万事休すである。もはや生き延びるには衆参同日選しかない…自民内からはもっぱらそんな声が漏れてくる。

もちろん、多くの議員が望む「時の首相」は石破首相以外の人物だ。

それはそうだろう。内閣支持率は下落が続き、不支持率は上がるばかり。世論調査によっては支持率と不支持率が逆転している結果もある。

ポスト石破には、9月の自民党総裁選に出た林芳正官房長官や高市早苗前経済安全保障担当相、小泉進次郎元環境相らの名が挙がる。

だが、石破首相は全く辞任する気がないというから、驚くほかない。

全国紙政治部デスクの話。

「石破首相は『自分は有事の際の宰相である』と思っていて、辞任する気などサラサラありません。衆院選で与党が過半数割れしたのは自分のせいではなく、旧安倍派を中心とした裏金問題が原因であり、与党過半数割れという緊急事態だからこそ、自分が続投して党を再建させなければならない、と考えています」