「お触り」をとがめられ逆ギレ! キャバクラで暴行&強制わいせつに及んだ“オレ様警官”たちの卑劣

画像はAIで生成したイメージ
外国人観光客のマナーの悪さがたびたび問題になっているが、「旅の恥はかき捨て」という概念は日本人にも浸透しており、ついつい旅先ではハメを外しがちである。

とはいえ、それを警察官がやってしまったら洒落にならない。

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「私たちだって、まさか警察官があんなことをするなんて思いませんでしたよ」

うんざりとした様子を見せるのは、とある温泉街のスナックで働く愛奈さん(仮名・29歳)だ。

事件は愛奈さんが以前働いていた、地方都市のキャバクラで起きていた。

「彼らは最初店に入って来たときから、けっこう酔っぱらっていたので女の子たちは警戒していました。ガタイも良いし、目つきが何となく鋭い感じだったので、普通のサラリーマンでないことは分かりましたが、まさか警察官だとは思わなかった。逆に暴力団関係者かと思ったくらいです」

話を聞けば、その一行は研修旅行で首都圏から来ていたという。

「最初に席についた女の子が『だいぶお飲みになっているようですけど大丈夫ですか?』と聞いたら『大丈夫だよ! 俺たちを誰だと思っているの? おまわりさんだよ』って言い出して、みんなびっくりしていました」

自ら身分を明かした以上、常識的な振舞いをするかと思ったが、彼らの場合は違っていた。

「むしろ非常識でしたよ。えげつない下ネタばかり大声で話すし、女の子にも必要以上にべたべたするので、他のお客さまもドン引きでした」

「このままではお店の雰囲気が悪くなるばかりだ…」

そう考えた支配人が注意をしようと彼らのテーブルに近づいたときに、騒動が勃発した。

「彼らの中で一番年上だと思われる男性(仮にAとする)がいきなり『ナメんじゃねえぞ!』とキレて、グラスを床にたたきつけたんです」