ドラマ『若草物語』安易な設定に呆れ…「ビックリするほど共感できない」見どころは“4姉妹”の熱演だけ?



仁村紗和と堀田真由は楽屋で関西弁トーク

では、1人ずつ4姉妹を見ていこう。

仁村は大阪・枚方市の出身で、2014年、芸能界入り。

「所属事務所は“安達祐実以来の本格派”として期待を寄せています」(芸能プロ関係者)

芸能界入りする前に20社以上から声を掛けられ、デビュー後は2年間で15本のCMに出演した仁村は、“太眉女優”としても有名だが、このところの活躍は目覚ましい。

「2020年放送のNHK朝の連続テレビ小説『おちょやん』の出演で注目を集め、昨年は『真夏のシンデレラ』(フジテレビ系)で初の月9ドラマ出演を果たしました」(前出・テレビ局関係者)

一昨年の夏ドラマ『あなたのブツが、ここに』(NHK総合)では、宅配ドライバーを好演した。

「このドラマ出演のため、17日間で普通自動車免許を取得したという根性の持ち主でもあります。本人は『おちょやん』への出演が転機になったと話しています」(NHK関係者)

そんな仁村は、撮影現場で三十路入りした。

「共演者やスタッフに祝福されて、とても喜んでいました。『最後まで健康第一で一生懸命頑張ります』と話していました」(芸能関係者)

同ドラマの主演を務める堀田は今年、『第45回ヨコハマ映画祭』最優秀新人賞、『2024年エランドール賞』新人賞を受賞。乗りに乗っている。

「次女の涼は勝ち気で口が達者。気持ちが高ぶったり激怒したりすると、話すスピードが増すという役柄設定です」(ドラマ関係者)

普段は、言葉を選びながら、ゆっくり話すという堀田。

「ですから、涼の役は難しいと細心の注意を払いながら演じています。もっとも、滋賀県出身なので、楽屋で大阪出身の仁村と関西弁でペチャクチャやっています」(同)

2014年、所属事務所『アミューズ』が5年ぶりに行った新人発掘イベント『オーディションフェス2014』に自ら応募。3万2214人の中からWOWOWドラマ賞を受賞しデビューした。そして、2017年後期のNHK朝の連続テレビ小説『わろてんか』で主人公の妹・りんを演じ、一躍、全国区の女優となった。

「1年間で13作の映画やドラマに出演したことがありますが、食べることが大好きで、収録現場でも本番直前まで食べています。太り過ぎに要注意です」(映画関係者)

3大好物は、馬刺し・生牡蠣・焼き肉。

「これを、CMにも出ていた生ビールを飲みながら食らうのが至福のときだそうです。まだ、色気より食い気なのでしょうか」(前出・小松氏)