歌謡歌手・藤井香愛の新曲衣装が“攻めすぎ”と話題!「穿いてるかいないかは、ご想像にお任せします」



「金なし、仕事なし、男なし…」

――元々、野球好きだったんでしょうか?

藤井「いいえ、ルールにも選手にも詳しくありませんでした。でも、控え室で試合を見ているうちに好きになり、今やすっかりヤクルトファンです。パフォーマンスチームを卒業してからも、メンバーとちょいちょい観戦に行ってるんですよ」

――それが20歳までの1年間。その後の活動は?

藤井「ショップ店員などをしながらライブハウスで歌ったり、不動産会社で5年間ほどアルバイトとして働いていたこともあります」

――いわゆる下積み時代ですね。歌手の夢を諦めて結婚しようと思ったことは?

藤井「周りもどんどん結婚するし、自分に具体的な話があったわけではないけれど、何度も辞めようとは思いました。でも、その都度母が『あと1年頑張ったら?』と後押ししてくれたんです。で、28歳のときに今度は友人が『最後の最後、もう一踏ん張りしてみたら?』と言ってくれて、翌日からオーディションに応募しまくりました。何十通も履歴書を送り、唯一引っかかったのが、デビューするきっかっけになった徳間ジャパンのオーディションだったんです。不動産会社の方には『受かったらバイトを辞めます。もしも落ちたら社員にしてください』と話して臨みました」

――それで見事に合格?

藤井「残念ながら落ちちゃいました。少なからず手応えはあったんですけどね…。でも、オーディションを見ていた今の事務所に声をかけていただいて、約1年後にデビューが叶ったんです」

――手応えとは?

藤井「最終選考に残った12人のうち、私がほぼ最年長だったんです。そこで、『金なし、仕事なし、男なし。私にあるのは歌だけです』とキャッチフレーズみたいなのを言ったら、クスクスと…」

――なるほど、落選したとはいえ、それもある種の「決意表明」に聞こえたんでしょうね(笑)。

「週刊実話」12月5・12日号より

藤井香愛(ふじいかわい)

1988年7月26日生まれ。本名同じ。東放学園高等専修学校卒。『藤井香愛のkawaiiらじお〜第四章〜』(東海ラジオ毎週日曜朝5時〜)オンエア中。12月28日13時〜、東京・中目黒トライにて「藤井香愛2024感謝祭」を開催予定。X:@kawai221