清原正吾、四国IL・香川入り確実か 国民民主党の大躍進で高松市の“巨大ボールパーク建設計画”急進が決定打に

ホットラインで清原正吾にオファー

企業の合併・買収のエキスパートが、赤字が続く四国の独立リーグ球団に資金を投じたのは、将来のNPB参入を見据えてのこと。

その工程表に沿って昨年11月には、慶應高校の前野球部監督で、慶大でもコーチを務めた上田誠氏を球団代表に招聘。その上田氏は現慶大野球部監督の堀井哲也氏の直系の先輩であることから、このホットラインを使って清原正吾にオファーを出し、すでに話はついているとも言われている。

「正吾がプロ野球を目指すのは、父・和博氏のユニホーム復帰につなげたいという思いもあるからです。中日の立浪和義監督が続投していればコーチとして入閣する可能性もあったが、退任したため、その可能性も立ち消えた。これを斟酌してオリーブガイナーズは和博氏に監督オファーを出したという情報も流れています」(同)

他方、福山球団社長は新球場建設の資金調達にIPO(新規株式上場)を計画しているという。そうなれば親交のあるサイバー社の藤田晋社長、GMOインターネットグループの熊谷正寿会長などからの支援が期待できる。福山氏が球団オーナーになれば、球団社長ポストが空く。ここが肝だ。

「独立リーグのオリーブガイナーズは、NPBのように1億円規模の契約金は払えない。そこで球団社長の“約束手形”を清原省吾に用意したというのです。役員待遇選手として入団し、いずれは球界初の“球団社長兼任選手”に。この条件で検討を促したと伝えられています」(同)

清原サイドには、慶大OBの山下大輔氏(元横浜監督)がGMを務めるNPBウエスタン・リーグのくふうハヤテベンチャーズ静岡をはじめ、同イースタン・リーグのオイシックス新潟アルビレックスBC、独立リーグの栃木ゴールデンブレーブス、神奈川フューチャードリームス、山梨ファイアーウィンズ、徳島インディゴソックス、そして実業家の“ホリエモン”こと堀江貴文氏が設立した北九州下関フェニックスなどからもオファーが届いているという。

ただ前述した背景を見る限り、清原ジュニアがこれらの申し出を蹴って高松に赴く可能性は、極めて高いと言わざるを得ないのだ。

「週刊実話」11月21日号より一部内容を変更