「ババアの中の最高のババアでした(笑)」ジャガー横田&尾崎魔弓“最高齢女子タッグ”結成秘話

「女子プロレスの人気は絶対に保ちたい」

ジャガー横田 (C)週刊実話Web
――昨年、合わせて115歳の最高齢女子タッグ王者として世界ギネス記録に認定されましたが、きっかけはあったのでしょうか?

ジャガー「これはもう、尾崎のアイデアですよ。面白いこと考えつくなと主人とも感心したんです。ババア興行もそうだけど、発想がすごい。プロレス界では、私が天才で尾崎は秀才!」

尾崎「そんな、たいしたことではないんです。思いつきです。ジャガーさんとタッグ組むことになって、『あれ、こんなに年齢の高い女子プロレスラーでのタッグっていないんじゃないかな』って思って、調べてみたらいなかったので、じゃあギネスに挑戦してみようと申請したんです」

――世界記録に認定されたときのお気持ちは?

尾崎「リング上で認定状をいただいたときは、やっぱり感動しました」

ジャガー「今まで女子プロレスでキャリアを積んできたけど、何が残るのかと思ったとき、このギネス認定のおかげで長くやってよかったと誇りを持てました」

――ジャガーさんは1977年、尾崎さんは1986年にプロレス界にデビューしましたが、昭和、平成、令和とプロレスを続けてきて、今何を思いますか?

ジャガー「女子プロレスの人気は絶対に保ちたい。ブームというのはいずれ去ってしまうものですから、女子プロレスへの認知度をこのまま継続していかないと、これまでやってきた意味がない。そうしないと私たちの過去がなくなってしまうことになりますから」

尾崎「カッコいいこと言いますね。私も使わせてもらおう!」

ジャガー「使うたびに使用料取るぞ(笑)」