千葉ロッテが佐々木朗希のメジャー容認へ! 移籍先は大谷ドジャースではなくヤンキース?

佐々木朗希(無断転載禁止)
入団5年目を迎える昨オフ、千葉ロッテの佐々木朗希(22)はポスティングシステム(PS)を使ったメジャー移籍を訴え、12球団で唯一の未更改選手となった。

契約を交わしたのは、今年1月26日。代理人(弁護士)を通じて交渉し、その際にメジャー移籍について言質を取ったという。

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「統一契約書とは別に、サイドレター(付帯契約)を交わし、具体的なPS容認の条件を明記した。前年と同額の年俸8000万円には一切異を唱えなかったようです」(ロッテ担当記者)

佐々木は10月1日の楽天戦で自身初の10勝を挙げ、チームの3位を確定させた。これで、PS移籍の条件をダブルクリアしたようだ。

山本由伸と同じ代理人

米メディアによると、移籍先はドジャース。代理人が山本由伸(26)と同じワッサーマン事務所のジョエル・ウルフ氏で、佐々木を囲い込み、他球団がひっくり返すのは困難な状況だと報じられている。

背景にあるのが「25歳ルール」。これは、MLBと25歳未満の外国人選手の契約は最大500万ドル(約7億1000万円)という取り決めだ。

大谷も、このルールのおかげで2億7000万円あった日本ハム時代の年俸を、エンゼルスでは6000万円に減らして海を渡った。
それでも日本ハムには、譲渡金として約22億4000万円が入ったからまだいい。

当然、年俸8000万円の佐々木は大谷以下の契約となり、ロッテへの譲渡金は最高でも100万ドル(約1億4800万円)となる。MLBの労使交渉で、その後ルールが下方修正されたからだ。