5月13日、都内で『村西とおるの全裸人生相談 人間だもの』の出版記念トークイベント＆サイン会が開催され、村西とおる監督が一大旋風を巻き起こした『全裸監督』について語った。
本書は『月刊Hanada』の人気連載、人生相談「人間だもの」から珠玉の相談と回答を選りすぐり、読みやすく編集した笑いと涙の〝人生指南本〟とのこと。笛を持参しながら登場した村西監督は、動画配信サービス『Netflix』のオリジナル作品で、世界190カ国に配信された名ドラマ『全裸監督』についてコメント。「日本だけではなく、海外からもたくさんの方が取材に来てくれたんです。『Netflix』のおかげで〝世界で有名な日本人〟になりました」と、笑顔で語った。
続いて、シークレットゲストに元・女性アイドルグループ『恵比寿マスカッツ』の七海ティナが登場。過去を振り返りつつ、七海は「地元の愛知でアイドルをやっていて、残高が18円のまま給料は4万。それでも夢を追っていて、くすぶっていた時代があったのですが、事務所が『情熱をもってセクシー俳優になれば、先に夢があるよ！』と語ってくれたことに胸を打たれ、デビューを決めました。今は胸を張ってセクシー俳優と言えます」と、胸中を明かした。
村西監督の“キャスティング”のこだわり
『全裸監督』主演の俳優・山田孝之について村西監督は、「食事をしたときに、（山田が）2時間くらい私をじーっと見ていて、『あなたは化け物ですね』って言うんです。でも『化け物でいいけど、この役をやったらCMの仕事なくなっちゃうよ』って言ったら『僕はCMタレントではなく俳優です。俳優としてできる仕事をします』と宣言してくれました」と回顧。
さらに、俳優を選ぶ基準については、「外見と違う意外性を見ます」とコメントし、イベントを締めくくった。
来月から公開となる『全裸監督シーズン2』。先日配信された予告編では、早くも話題をさらっていたが、本編ではさらなる〝怒涛の展開〟でファンを楽しませてくれることだろう。