大谷翔平「二刀流卒業」の密約 歴史的快挙“50-50”達成で打者専念か


「密約ではないが、二刀流をどこまで続けるのか、ドジャースとは入団交渉のテーブルで話し合った可能性はあります」(同)

二刀流には弱点もある。登板間隔だ。

メジャーリーグでは「先発投手は5人、中5日の間隔で投げる」のが一般的だが、投手・大谷は中5日では投げられない。

登板の翌日から打者で出場するため、他の先発投手よりも回復が遅れる。中6日や、それ以上の間隔を空けることも多く、他投手も登板予定日がずれてしまうのである。

山本由伸の登板にも影響

「今季前半戦、ドジャースの先発ローテーションはバラバラでした。山本由伸がメジャー1年目なので、中5日ではなく、オリックス時代と同じ6日で投げさせていたからです。中5日は来年以降の構想でしたが、今季は怪我もあったので、さらに遅れるかもしれません」(米国人ライター)

ここに二刀流の大谷が加わったら、どうなるのか。

また来季、打者・大谷が40本以上の本塁打を放っても、今シーズンの本数を上回らなければ「成績を落とした」と判断されるだろう。

終盤戦での大谷登板説も出たが、球団がそれを否定。来シーズンの「二刀流」復活は不透明だ。

「週刊実話」10月10日号