巨人・菅野「35歳メジャー転身」密約説! ダルビッシュが身銭5億円を削ってパドレス斡旋か

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「35歳でメジャー転身を図る菅野智之を懸念する声があるが、上原浩治がオリオールズ入りしたのが34歳だった。メジャーでは投手の年齢の壁が低くなっており、しかも後ろ盾がダルビッシュ有。先発の5人目なら十分期待できる」(MLB代理人)

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菅野がメジャー挑戦を最初に試みたのは、31歳だった2020年オフのことだった。

この年、菅野は巨人で14勝(2敗)を挙げ、2年連続の優勝に貢献。日本ハムのドラフト1位指名を蹴って“一浪”して巨人入りした功績もあり、球団もポスティングシステムを使ったメジャー挑戦を容認したのだ。

「ポスティング容認は、前年に15勝してブルージェイズ入りした山口俊に続く球団史上2人目のことでした」(同)

その際、パドレス、ジャイアンツ、ブルージェイズ、メッツ、レッドソックス、レンジャーズの6球団からオファーがあったが、いずれも不成立。その結果、巨人に残留したのである。

「菅野終わった説」も

「コロナの影響で、各球団の財政が悪化したのが原因でした。2020年のMLBは60試合に短縮されたため、全選手の年俸が37%に減額されるなど、タイミングが悪かった」(同)

菅野の代理人は、ダルビッシュと同じジョエル・ウルフ氏。彼が譲らなかったのが、巨人時代の年俸の倍額となる13億円ラインだった。

平時なら十分に可能だったが、いずれもしょっぱい回答ばかりで、8億円で巨人残留を選択せざるを得なかった。

この屈辱が響いてか、ここ3年は6勝7敗、10勝7敗、4勝8敗。長年巨人のエースとしてチームを引っ張ってきた菅野らしからぬ成績に終わっていた。

昨オフには「菅野終わった説」もささやかれたが、心と体をリフレッシュし、今季は14勝2敗(9月10日現在)。海外FA権も取得しており、チームが4年ぶりの優勝となれば仕切り直しで渡米の環境がすべて整う。