自民党総裁選 早くも小泉自民&妻・滝川クリステルの「お・も・て・な・し」で次期衆院選圧勝の票読みが党内に加速

滝川クリステルとの外交で高水準の支持率を維持

もっとも、小泉氏はお世辞にも政策通とは言えず、総裁選後の臨時国会では衆参の本会議場で行う代表質問までは行うにしても、丁々発止のやり取りを強いられる予算委員会は行わずに、衆院を解散する可能性が高い。

こうした中、滝川はいつ表舞台に現れるのかというのが、世論の重大な関心事になっているというから日本は平和である。そもそも、小泉氏は衆院選で妻を表に出すことはしておらず、総裁選ではなおのこと、妻が表に出る機会はない。

これは小泉氏に限った話ではなく、総裁選で候補者の妻が登場する機会はほとんどない。衆院選でもこれまで通り、滝川が聴衆の前に現れることはないとみていいだろう。

しかし、隠せば隠すほど、見たくなるのが人間の性というもの。ある自民党議員はこう期待する。

「滝川さんを見たいという声をよく聞きます。ただ、今は見ることができなくても、小泉氏が首相になれば、秋は外交日程が続きますから、政府専用機のタラップを小泉首相とファーストレディーとなる滝川さんが手をつないで昇り降りする光景はテレビなどで目にすることになるでしょう。これで内閣支持率は高水準を維持することになると思います」

実際、10月6〜11日までラオスで東南アジア諸国連合(ASEAN)の関連首脳会議、11月15〜16日はペルーでアジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議、同月18〜19日はブラジルで20カ国・地域(G20)首脳会議が予定されている。

華々しくスタートする小泉外交は夫人も注目され、外国の首脳夫人との間での流暢な英語やフランス語を交えた会話を聞くことができるかもしれない。

いずれの首脳会議も日本で行うわけではないため、滝川はおもてなしを受ける側になるわけだが、現地で日本の「お・も・て・な・し」文化を存分に紹介してもらいたいものだ。

総裁選、衆院選をクリアした上で、来年の通常国会を無難にこなし、夏の参院選も乗り切れば、長期政権は間違いないだろう。