自民党総裁選 早くも小泉自民&妻・滝川クリステルの「お・も・て・な・し」で次期衆院選圧勝の票読みが党内に加速

小泉進次郎(C)週刊実話web
自民党総裁選が9月12日、告示された。史上最多の候補者が出馬する中、小泉進次郎元環境相の当選は確実な情勢だ。

立憲民主党の代表選はすでに告示(7日)されており、こちらは野田佳彦元首相の勝利が有力視されている。永田町の関心は早くも秋に予想される次期衆院選に移っている。小泉氏の妻・滝川クリステルの人気も爆上がりするのは間違いない。自民大勝の末、小泉氏は長期政権への足掛かりを築くことになりそうだ。

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6日に都内で行われた小泉氏の出馬表明会見。会場は大勢のマスコミで埋め尽くされ熱気ムンムン。颯爽と姿を現した小泉氏は開口一番、こう語った。

「総裁選は自民党が本当に変わるか、変えられるのは誰かが問われる選挙。自民が真に変わるには、改革を唱えるリーダーではなく、改革を圧倒的に加速できるリーダーを選ぶことです。できるだけ早期に衆院を解散し、私の改革プランについて国民の信を問いたい」

小泉氏は父親譲りの自信たっぷりな雰囲気を漂わせ、記者からの厳しい質問も次々とかわしていった。向かうところ敵なしといったところ。全国紙政治部記者がこう語る。

「世論の支持率が高い小泉氏と石破茂元幹事長の決選投票が予想されますが、どちらもバックに菅義偉元首相がいるため、今のキングメーカーである麻生太郎副総裁は、高市早苗経済安全保障担当相を2位に食い込ませて、決選投票では、小林鷹之前経済安保相を支持している安倍派議員らの支援も得て高市氏勝利に導きたいと考えています」

麻生氏にとっては、キングメーカーの座を懸けた菅氏との戦いであり、諦めていないようだが、党内は「高市氏が決選投票に残るのは難しい」との見方が大勢だ。小泉氏の勝利は既定路線となっている。