野球“日米ワールドシリーズ”2027年に発足か トランプ再選&イーロン・マスク閣僚起用で「日米球界の関係がガラリと変わる」

コバホークの存在も追い風に?

「当時のマスク氏はPayPal(オンライン決済サービス)で成功していたが、宇宙開発ではベンチャー起業家の1人。当時は前年に近鉄球団買収と、ライブドア球団設立に動いて世間を騒がせたホリエモンの方が有名で資金力もあった。何かといえばマスク氏を接待したそうです。孫氏、三木谷氏との交遊が始まったのもこの時期。マスク氏がトランプ大統領の顧問団に入れば、日米球界における3氏の影響力は、ナベツネさん以上に大きくなる」(前出・スポーツ紙記者) 

さらに追い風となるのが、9月の自民党総裁選で小泉進次郎氏と共に最有力候補に躍り出た「コバホーク」こと小林鷹之氏の存在だ。 

小林氏は東大法学部を卒業後、旧大蔵省に入省し、米ハーバード大に留学。第1次岸田内閣で内閣府特命担当大臣(宇宙政策)を務めた日本の宇宙開発政策のエキスパートで、マスク氏ともウマが合う。 

「保守政治家を自任し“タカ派”と評されるのは、ソフトバンク・ホークスの孫オーナーと近く、政策で連携しているからでもある。マスク氏が大統領顧問、小林氏が総理になれば、いよいよもって日米ワールドシリーズは鉄板でしょう」(同) 

近づいてきた9月27日の自民党総裁選、11月5日の米大統領選からますます目が離せない。