兵庫県民への「最大パワハラ」 斎藤元彦知事に1日200件超の“辞めろコール”

“おねだり”はカニ、カキ、革ジャン、靴、ワイン…

「おねだり関連では、城崎温泉にある高級旅館宿泊疑惑がある。昨年9月、斎藤知事が視察した際、高級宿に1泊した。県条例では旅費の上限は1万6500円。旅館は1泊4万円から。旅館側は宿泊を認めたが、価格は明らかにしていない。県は予算内としている。差額はどうしたのかが曖昧だ」(百条委員関係者)

また、職員アンケートで浮上した、おねだり疑惑は次のようなものだった。

●日本海側の自治体出張のたびにカニを持って帰る。 
●養殖業者からのカキを独り占めにし、全部自宅に運ばせる。
●昨年2月、知事が革製品生産の業者と面会したとき、時価40万円相当の高級革ジャンを試着し気に入り、ねだったが断られた。

「他にも靴、ワイン、サイドテーブル、タマネギなどおねだり疑惑は枚挙に暇がありません」(同)

県には1日200件を超えるクレーム電話が殺到し、職員らはその対応に追われ業務も滞っているという。また、今年度の県の一般採用試験では筆記試験の辞退者が262人で、辞退率は4割にも及んでいる。

事態を重く見た兵庫県の市長会の会長、酒井隆明丹波篠山市長は「兵庫県政の混乱と停滞は危機的」と県政の正常化を強く訴えた。

では、斎藤知事への一連の疑惑は今後どう発展していくのか。

「8月30日に知事本人を百条委員会で尋問する。委員会で偽証があれば捜査機関への告発もある。また、自殺したA氏への県の強引な調査や処分は公益通報者保護法違反の疑いも指摘されています」(司法担当記者)
 
知事の椅子にしがみ付く斎藤さんだぞ!