シルバー世代にまん延する“男女トラブル” マッチングアプリで出会った再婚相手に衝撃の事実が判明

画像はAIで生成したイメージ
マッチングアプリを使った恋活や婚活が当たり前になっているというシルバー世代。トシをとっても枯れないあたりに高齢社会を感じるが、中には高齢者を相手に結婚詐欺まがいの悪事を行う人間もいる…。

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北関東に住む、小平弥生さん(仮名・63歳)は会社経営者で資産家の夫を10年前に交通事故で亡くしたが、事故の賠償金と夫の遺産、さらに夫亡き後、ひとり息子(30代)が後を継いだ会社からの役員報酬などで経済的に何不自由なく暮らしていた。

「こう言っては何ですが、夫は亭主関白を絵に描いたような人で、生前は1円も私の自由にさせてくれませんでした。その夫が亡くなったのは確かに寂しいですが、お金を自由に使えるという喜びは、その寂しさを遥かに上回るものでした」(弥生さん。以下同)

夫が生きていた頃は絶対に許してもらえなかった「おしゃれ」や「外出」を楽しむようになった弥生さん。そんな彼女に急接近して来たのが、夫の古いゴルフ仲間で、家族ぐるみの付き合いをしていたX氏だった。

X氏は弥生さんより6歳年下で飲食店経営をしているバツイチ男性。弥生さんの夫の法事をXの店でやるようになったことをきっかけに交際が始まったという。

「以前から私に好意を抱いていたとXから交際を申し込まれました。彼のことは子供たちも良く知っていましたし、事業も順調そうだから、お金目当てということもないだろうと思って受け入れました。警戒は一切しませんでしたね」