銀座ホステス枕営業の実態も…高級クラブ美人ママ・望月明美の小説が映画化「炎上は覚悟の上です」

惚れた男の数と貢いだ金額の合計は不明

――ママ自身の経歴も気になります。どのようなご家庭で育ったのでしょう?

望月「父は地方の某国立大学教授で公務員でした。田舎育ちの私はあまり人を疑うことを知らず、たくさんの男性に騙されてきましたね。頼られると一肌脱ぎたくなっちゃうんです。恋愛だけじゃなく、金銭的にも。お店はずっと黒字経営だったのに、2店舗目を出すのに18年かかったのも、その間に色々とあったから。見かねた身内が経理を担当するようになってから、急にお店が増えました(笑)」

――ママは現在、独身だそうですが、貢いだ男性はどういうタイプだったんでしょう?

望月「大体はお客様から始まることが多いのですが、振り返ってみても共通点が何にもないんです。性格的に貢ぎ癖があるんでしょうね。時計やスーツ、車にマンション…と、惚れた男の数と貢いだ金額の合計は不明です(笑)。一般的に水商売の子は犬や猫に癒やしを求める傾向はありますが、私の場合はそれが男の人だったみたいです」

――それだけの人生経験があれば、小説の題材にも事欠かないんでしょうね。

望月「はい。小説の第4弾は来年の春には出せると思います。映画をご覧になって興味が沸いたら、ぜひ、第4弾も手に取っていただきたいです」

望月明美(もちづき・あけみ) 

1965年3月8日生まれ。『愛されるために-愛されるための39のエッセンス』(フォーシーズンズプレス)ほか著書多数。『ル・ジャルダンへようこそ』(山口みちへい監督)は10月11日公開。銀座『ル・ジャルダン』公式ホームページ https://www.club-lj.com/