銀座ホステス枕営業の実態も…高級クラブ美人ママ・望月明美の小説が映画化「炎上は覚悟の上です」

望月明美 (C)週刊実話Web
この秋、銀座の高級クラブの名物オーナーママが書いた小説が映画となって公開される。コロナ禍での苦労や枕営業など、内容も赤裸々で話題性は抜群だ。

主演のホステス役は清瀬汐希、ママ役は小松みゆきが好演。その著者で銀座『ル・ジャルダン』のオーナーママが望月明美氏。映画化のいきさつから昨今のホステス事情まで、赤裸々に語ってもらった。

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――銀座の高級クラブママの小説が映画化されることは久しぶりの気がします。どういういきさつで話は決まったのでしょうか? 

望月「原作は『ル・ジャルダンへようこそ』(映画と同タイトル・新潮社刊)という短編集なのですが、これまでシリーズ作品として3冊出しています。映画化されるのは3冊目の中の1つのエピソードが中心となっていて、実はこの小説自体は自費出版なんです。映画化も私からツテを頼って売り込みました」 

――それはすごいバイタリティー!

望月「版元の担当者さんも驚いてます。『自費出版が映画化されるなんて前代未聞ですよ』って(笑)」 

――出演者も魅力的で、清瀬さん、小松さんの他に、男性陣は川﨑麻世さん、中山秀征さん、新藤栄作さんと多彩ですね。いったいどんな話なんでしょう? 

望月「私の小説は基本、すべて実話をもとに書いています。なので、書かれたホステスさんやお客様は『(匿名だけど)あれ、自分のことでは?』とピンとこられてますね。そのことを前提にストーリーをお話ししますと、銀座の高級クラブのママと出会い、ホステスとして働くことになった主人公が清瀬さん。ところがコロナ禍でお店の経営が厳しくなり、ママを救おうと枕営業までするのですが、最後は結婚することで銀座から逃げ出す…というお話です。
枕営業のお相手となるお店の常連役は新藤さんで、川﨑さんは昔有名だった演歌歌手の役、中山さんはVIPのお客様、秋吉久美子さんや鈴木砂羽さんは、ママ役小松さんのお友だちとして出られています。ホステス役としては、うちに所属する120人の中から何人かが出演していますし、ママ役の小松さんには私が愛用している着物を着ていただいてるんですよ」