パリ五輪「落選」に涙した大物女子アナ3人 密かに灯した“リベンジの聖火”

ヒロド歩美 (C)週刊実話Web
パリ五輪では、思わぬ「番狂わせ」が続出している。

卓球混合ダブルスでは張本智和・早田ひな組が北朝鮮に敗れ、初戦で敗退。兄妹で連覇を目指した柔道女子52キロ級の阿部詩も2回戦でまさかの一本負けを喫し、会場に響き渡るほど号泣した。

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実は、女子アナの世界でもパリ五輪をめぐって涙をのんだ大物が3人いる。

1人目は、NHKの看板アナからフリーに転身。日本テレビ系の報道番組『news zero』のメインキャスターを5年半にわたって務めてきた有働由美子(55)だ。

「有働さんは、どこかの民放局から五輪キャスターのオファーがくると高を括っていたようです。しかし、いざ蓋を開けてみれば、オファーは“zero”。大いに焦ってましたよ」(事情通)

今春、年間約1億5000万円とも言われた『news zero』のギャラを捨ててまで、有働が挑んだのが同局系の音楽バラエティー番組『with MUSIC』だった。

しかし、視聴率が低空飛行を続け、「今秋もしくは来春中には打ち切りになる」と早くも噂されている。

「有働さんのギャラは、1本当たり超破格の200万円超え。これは、『news zero』で貢献してくれた労をねぎらう意味も含まれている。スタッフも一流どころを揃え、日テレが社運を託した番組でしたが、大コケと言わざるを得ない」(制作会社幹部)

実は、有働が『with MUSIC』を引き受けたのは、バラエティー番組での対応力の高さを改めて見せつけ、パリ五輪につなげる意図もあったというのだ。

「それが裏目に出た格好です。『news zero』を続けていれば、パリでの取材もできたかもしれませんが、『with MUSIC』でミソをつけた。有働さんは自信を喪失し、このままでは消えてしまうと、かなり焦っていたようです」(前出・事情通)

そんな有働を一本釣りしたのがテレビ朝日だった。現在放送中の『サンデーステーション』を打ち切り、10月からスタートする報道番組『有働タイムズ』のキャスターに起用すると発表した。

「テレ朝が有働さんに食いついた理由の1つは、知名度の割にギャラが40万円〜と超破格だったこと。パリ五輪の仕事依頼がこなかった有働は、信じられないほど安いギャラで『有働タイムズ』を受けたんです」(同)

パリ五輪の“切符”は逃したが、新たな仕事を得たことで一息ついたといったところか。

一方、この有働獲得のとばっちりを喰らったのが、同じフリーのヒロド歩美(32)だ。