トランプ氏、銃撃を察知していた可能性 パリ五輪「視察中止」もテロを警戒しての判断か

画像はAIで生成したイメージ
7月26日(日本時間)開幕のパリ五輪に水を差す話が飛び込んできた。五輪を標的にしたテロの危険性が高まっているというのだ。

「実は、7月13日に銃撃されたアメリカのトランプ前大統領は、サプライズでパリ五輪観戦を計画していたようです。しかし、3週間前にキャンセルしています。時期から見て、銃撃事件とは関係ない。米国情報筋からの警告があり、観戦を断念したという話です」(ネットメディア政治担当記者)

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実際、フランス内務省は5月31日、パリ五輪期間中にサッカー会場でのテロを計画した容疑でチェチェン出身の18歳の男を逮捕したことを発表している。

「本来、この種の事案は公表しないのがセオリー。それを広報したのは、国民や五輪参加国選手の不安を取り除くため、テロを未然に防いだことを発信したわけです」(外信部記者)

ところが、フランス治安当局の意に反し、テロ事案は頻発している。

7月15日には、パリ中心部の駅で兵士が刺されて負傷。同18日にもパリで警官が襲撃され、負傷する事件が発生しているのである。

「東京五輪では、こんなことは起きなかった。やはり、パリ五輪は危険という認識を持たざるを得ない」(日本の公安関係者)