トランプ氏、銃撃を察知していた可能性 パリ五輪「視察中止」もテロを警戒しての判断か

犬やネズミを使った“自爆テロ”

現在の国際情勢を見渡すと、ロシアのウクライナ侵攻やパレスチナ自治区ガザでの紛争は悪化していく一方。アメリカでも大統領候補であるトランプ氏が銃撃され、バイデン氏は大統領選を撤退した。

そうした中、震撼すべきテロ情報がフランスをはじめとする世界各国の諜報機関にもたらされたという。

それが、フランスが威信を懸けて行うセーヌ川での開会式をターゲットにしたテロ計画だ。

「開会式では、選手らが船で約6キロにわたってセーヌ川を航行する。その際、ドローンによる爆破攻撃を実行するというんです。また、セーヌ川に大量の毒薬を流すといった情報もある」(同)

当局は、こうした情報がネットにアップされ続けていることに苛立っているようだ。

さらに、人間ではなく、訓練した犬やネズミなどに爆薬をつけ、会場に解き放つテロ計画まであるという。

「最近になってマクロン大統領は、開会式を別の場所で行う“プランB”の存在を明らかにしました。恐らくテロ情報は本物で、かなり危機的状況にあるのではないでしょうか。開会式当日に会場変更を発表することで、テロを未然に防ぐ作戦なのかもしれません」(同)

このため、パリの住民は身分証明書代わりのQRコードを持参しないと街中を歩けない窮屈な生活を強いられているそうだ。

花の都・パリが血で染まることがないよう祈るしかない。