佐々木朗希が来季パドレス入り!? MLBへの「期限付き移籍」案が急浮上!

ウィンウィンの“佐々木ルール”


その感動劇に立ちはだかるのが、MLBと大リーグ選手会が16年に結んだ新労使協定だ。

「25歳未満の海外選手との契約はマイナー契約とし、契約金、年俸込みで年間500万ドル(約8億円)に制限する」という“25歳ルール”である。

佐々木があと2シーズン、ロッテにとどまって、山本同様に25歳でPS移籍を目指せば、「年俸40億円契約」は可能だろうし、ロッテにも「70億円程度」の譲渡金が入る。

しかし、今オフの挑戦だとそうはいかない。

年俸は3億円程度。同じ23歳で渡米した大谷の約6200万円に比べれば恵まれているが、ロッテに入る譲渡金はわずか5000万円。あと2年、ロッテで熟成させれば70億円が転がり込むわけで、雲泥の差だ。

「そこで急浮上しているのが、MLBへの期限付きトレード案です」

こう解説するのはスポーツ紙デスク。

「ざっくり言えば、佐々木を25歳までの期間限定でMLB球団に全面移籍させる。金銭トレードでもいいし、メジャーリーガーとの交換でもいい。その上で契約満了時に古巣のロッテに戻して改めて契約し直し、PSにかける。これなら佐々木は25歳まで“飼い殺し”にされずに済み、球団にも最終的に満額の譲渡金が入る。ウィンウィンの“佐々木ルール”です」