蛙亭 (C)週刊実話Web 
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イワクラ「キングオブコントで優勝して全国ツアーをしたい」NSC時代からコンビ結成、恋愛・結婚までを語った【蛙亭 インタビュー】


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――それぞれお笑いに対する憧れや想いを抱いて、NSC大阪校の34期生として入学されました。


イワクラ「入ってすぐ辞めようかと思いました。なんか学校時代の元気でイケイケな一軍みたいな人たちがはしゃいでたんで、私は向いてないのかもと思ったんです。 授業のネタ見せを1人でやったときに、先生から『声が小さくて、なんて言ってるか分かんなかった』って言われて、芸人って元気で明るくないとなれないんだと」

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中野「相方を見つけたコンビが楽しそうにやってる中で、僕は相方もできず1人で…ネタも漫談が1つだけで、スベりまくってました」

――子供の頃から憧れて入ったのに、つらいですね。


イワクラ「入学から2カ月後の6月に『相方探しの会』があったんです。まだコンビを組んでない人が集まって、大喜利とかギャグとかエピソードトークをやるんですよ。私は大喜利に出たんですけど、あんまりウケなくて…。 声がでかい人とか勢いがある人がウケてたんで、向いてないのかなと思って落ち込んでたら、会が終わってから中野さんが『さっきの面白かったな』みたいな感じで、声をかけてきて。それがきっかけでコンビを組みました」中野「なんか、漠然と面白そうだなと思ったんです」

NSC時代にタブーを破る

――一方でイワクラさんは中野さんの第一印象、どうでした?イワクラ「アムロ・レイの声マネができますとか言って、アムロの声で大喜利をやってすごいスベってて『うわ、やばいヤツおる』って(笑)」

イワクラ (C)週刊実話Web 

――それでよく組もうと思われましたね。


イワクラ「その会で、自分がボケかツッコミかのプレートを付けていて、基本みんなボケなんです。中野さんはツッコミって書いてて、それもでかかったです」

――それまでに面識は?


イワクラ「ないです。男女別のクラスだったんで」

――なんでも、その頃は男女のコンビ結成は“なし”だったとか。


中野「なしでした。卒業後なら別にいいんですけど」

――蛙亭は、お互い相方がいなかったから生まれた稀有な男女コンビなんですね。


イワクラ「組んだとき、先生に『男女コンビなら、南海キャンディーズを倒すつもりでやらないといけないが大丈夫?』と聞かれました。 男女コンビを組もうと思って組んだわけじゃないから、言われてみればそうだなと」