松井秀喜 (C)週刊実話Web
松井秀喜 (C)週刊実話Web

巨人「松井秀喜監督」誕生は10年後!? 2034年の球団創設100周年に向け、東京ドーム移転構想などで大揺れ

巨人軍は1934年、読売新聞社の正力松太郎社長が中心となり、大日本東京野球倶楽部として発足した。


今年は球団創設90周年に当たり、巨人は45歳の阿部慎之助を監督に抜擢。サード坂本勇人、ファースト岡本和真がハマり、昨季優勝の阪神と首位争いを展開するなど、今のところ本社首脳陣の期待に応えている。


【関連】巨人ファン衝撃…松井秀喜氏に読売リストラ説!強過ぎる“ヤンキース愛”が原因か ほか一見、順風満帆に映る阿部巨人だが、ベンチ裏は騒がしい。読売グループの目は10年先、2034年の「球団創設100周年アニバーサリー」に向けられ、さまざまな準備が水面下で進行しているからだ。

老朽化が進む東京ドーム

「目玉は新東京ドームの建設・開業に合わせた松井秀喜氏の監督としての始動です。今年2月、6年ぶりに宮崎キャンプで臨時コーチを務めたが、球団が招聘した主目的は、新東京ドーム建設のプランを直に伝え、意見交換すること。ここにきて2032年度着工、2034年早春の竣工の工程スケジュールが決まり、ついに松井氏は覚悟を固めたという情報が伝わっている」(スポーツ紙記者)

巨人が後楽園球場から東京ドームに本拠地球場を移したのが1988年。都心にあり、JR総武線の水道橋駅と地下鉄2路線(丸の内線・都営三田線)の駅がすぐ近くにある。


立地条件は申し分ないが、経年劣化で老朽化が進み、建て替えが待ったなしの状況が続いている。


そんな中、三井不動産は2021年、東京ドーム社の株式を約1205億円で買収。完全子会社とした上で、20%の株式を読売新聞グループ本社に売却している。当然、読売としては現在地で建て替えたいが、そうすんなりとはいかない。