トム・ブラウン (C)週刊実話Web
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みちお「M-1ラストイヤーの今年は歴代最高点を取ってみたい」上京から現在までを振り返る【トム・ブラウンインタビュー】


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――お二人は札幌出身で高校柔道部の先輩・後輩ですが、当時から目標とするお笑いはあったんですか。


布川「僕は大阪時代のFUJIWARAさんのように、伏線や時系列なんて関係なく、ただただその場で面白いことをやって笑うだけ、そういうお笑いが好きですね。細かいことはよくて、その場で大笑いできればいいという」みちお「僕は2003年のM-1でフットボールアワーさんと笑い飯さんを見て、純粋にお笑いがすごくて尊敬できるものだと思えたんですよね。スノーボーダー一筋からお笑いの道に進んだ僕が、コンビを組んだり、解散したりを繰り返しているのを見兼ねて、布川が誘ってくれたんです」布川「みちおの元相方は『言っている意味が分かんないし、ボケても意味分かんないからキツくて』ってボヤいていましたね。ただ、昔からスベったりしていても、前に出ているとは思っていましたから。そこ、一番大事じゃないですか」

「物心ついたときから根拠のない自信がある」

――札幌でトム・ブラウンを結成して2009年に上京。未来はバラ色でしたか?みちお「これは意外かもしれませんが、僕は物心ついたときから根拠のない自信がずっとあるんですよ(笑)。急にネガティブになって落ち込んだりもしますけど、なんか常に自分は何者かだと思っていて」

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布川「うらやましいですよね。それに、なんでそう思えんのかってくらいにプラス思考ですね。日本人はストレスが多いと聞きますが、みちおは全人口の一番下にいます」みちお「ストレスはあるよ!」布川「あるとしても、おまえの(ストレスに対する)キャパはホントに小さいんだよ!」