明石家さんま (C)週刊実話Web 
明石家さんま (C)週刊実話Web 

明石家さんま「お笑い一強時代」突入 松本人志、ビートたけし、タモリが画面から消える一方で“お笑い怪獣”に期待感

長らく芸人の頂点に君臨してきたダウンタウン松本人志が、週刊文春との裁判のため芸能活動を休止する中、改めて、あの大物芸人に注目が集まっている。〝お笑い怪獣〟こと、明石家さんまだ。


「松本さんの活動休止で、テレビ業界も吉本興業も大混乱に陥っていますが、さんまさんは『まだやらなあかん! これからの吉本のためになるんやったら俺は一肌脱ぐ』と気合いが入っているようです。若手芸人からも慕われていますし、今年は吉本だけでなく、お笑い界全体を引っ張っていくつもりのようです」(お笑い事務所関係者)


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さんまは今年デビュー50周年の節目の年となるが、タレントとしての人気が衰える気配はない。


放送中の日本テレビ系『踊る!さんま御殿!!』をはじめとする4本のレギュラー番組はいずれも安定した視聴率を残している。スポンサーのウケも上々で打ち切りの心配もなさそうだ。

お笑いブーム終焉ムードの中でも期待感

この4月末にはフジテレビ開局65周年企画として、21年ぶりとなるスペシャルドラマ『心はロンリー 気持ちは「…」FINAL』が放送予定となっており、来年古希を迎えるとは思えないほど精力的に芸能活動を続けている。

「長く続いたお笑いブームは、そろそろ限界に来ています。テレビはバラエティー番組だらけで、毎年のように若手芸人が登場していますが、年々テレビを支える高齢視聴者にとっては、もう食傷気味。そんな中で若手芸人たちとも共演しているさんまさんは番組にとってありがたい存在で、各局とも改めて、さんまさんのテレビタレントとしてのすごさを再認識しています。ここにきて特番のオファーも殺到しているようです」(芸能ライター)


もともと、さんまは60歳での引退を考えていたが、爆笑問題の太田光から「このまま辞めたらかっこよすぎて困るんです。俺たちはさんまさんが落ちるところを見たい」と言われ、「分かった! 落ちていくとこ見せたるわ!」と引退を撤回したことを明かしている。


「その引退撤回から8年経ちましたが、今のところ落ちるどころかますます元気になっています」(同・ライター)


さんまの再評価の背景には、共にバラエティー業界をリードしてきた〝お笑いビッグ3〟も影響している。