(画像)Steve Cukrov/Shutterstock
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MLBが「ドジャース日本横断ツアー」を検討中 大谷翔平に吹き荒れる“逆風を鎮める狙いか

「大谷(翔平)は、スパイクを履いたテイラー・スウィフト。野球で東京ドームを熱狂させ、日本縦断ツアーを敢行する」


メジャーリーグ(MLB)と日本野球機構(NPB)が、世界の歌姫テイラー・スウィフトの東京ドーム公演を参考に、ドジャースの日本縦断ツアーを計画している。


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日米野球に精通するイベント会社幹部がこう続ける。


「メインは2025年MLB開幕戦の東京ドームですが、北海道、大阪、沖縄でNPB球団、侍ジャパンとオープン戦を行う。この企画、実はドジャースが大谷、山本(由伸)を獲得する際に持ち出した切り札。準備は順調に進んでいる」


北海道は大谷が所属した日本ハムの本拠地エスコンフィールド北海道(北広島市)。大阪は山本の古巣オリックスの京セラドーム。そして沖縄はド軍のデーブ・ロバーツ監督の生まれ故郷、那覇市のセルラースタジアムだ。

新千歳空港から那覇空港までの移動は問題ナシ

北海道・新千歳空港から沖縄・那覇空港までの路線距離は2244km、フライト時間はおよそ3時間40分。難儀な移動のように思えるが、アメリカは東海岸から西海岸までの距離が約5000km。飛行機で5時間もかかり、時差が3時間ある。

ド軍帯同の取材記者は「シーズン中は各球団ともこの距離を普通に移動しており、MLBの感覚からすれば、特別な問題じゃない。しかも、チャーター機。日本縦断ツアーは十分可能です」と分析する。


このビッグプランが急激に加速した要因が、3月20、21日に韓国の高尺スカイドーム(ソウル)で開催された今季MLB開幕シリーズ。20日のドジャース対パドレスの開幕戦後に発覚した〝あのスキャンダル〟だ。