(画像)Steve Cukrov/Shutterstock
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MLBが「ドジャース日本横断ツアー」を検討中 大谷翔平に吹き荒れる“逆風を鎮める狙いか


FBIが違法な賭博事件を捜査する中で、大谷の通訳・水原一平氏がカリフォルニア州では違法のスポーツベッティングに手を染めていたことが発覚。負け金の精算に大谷の銀行口座から少なくとも450万ドル(約6億8000万円)を賭屋の胴元に送金していたことも判明し、ドジャースは水原氏を解雇した。


大谷の顧問弁護団は「(大谷は)窃盗の被害者」と主張しているが、額が大きいだけに、もう二度としないように念押しして水原通訳の借金を一時的に肩代わりしたとの見立てもある。


その場合、MLBの「ルール21」(スポーツ賭博の禁止)に抵触し、「出場停止1年」。もし水原氏が自軍の試合に賭けていれば、大谷の永久追放も懸念される。〝貰い事件〟とはいえ、深刻な事態だ。


「スポーツ界史上最高の10年1015億円契約を結んだ大谷とはいえ、大部分が後払い契約。今季年俸は3億円。CMなどの副収入約98億円が主収入です。しかし、今回のスキャンダルでCM契約の見直しや違約金の可能性があり、痛手は大きい」(スポーツ紙記者)

テイラー・スウィフトを上回る経済効果?

そこで新妻・真美子さんのお披露目と水原通訳の違法賭博事件の謝罪を兼ねたド軍の日本縦断ツアーがプラニングされているのだ。

専門家の試算によると、大谷ドジャース日本縦断ツアーのチケット、グッズ、観光消費、放映料、事業費などの経済波及効果は約500億円。テイラー・スウィフトが東京ドームで4日間コンサートを開催したときの約350億を上回り、史上最大の日本ツアーとなる。


早々と計画を発表することでスポンサー離れを食い止め、ブランドイメージを取り戻せる。MLBの処分判定にも有利に働くという判断だ。


ところで、大谷と山本のド軍デビューとなった24年のMLB開幕戦を韓国に奪われたのはなぜか。ここにNPBの〝深謀遠慮〟があった。