旧ジャニーズ事務所 (C)週刊実話Web 
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BBCジャニーズ報道から1年 終わりが見えない性加害問題の補償と後遺症「変わったのは社名だけ」

実態を把握していたのはジャニー喜多川氏のみ

「補償金目当ての輩もいたのでしょうが、本当に被害に遭っていたのに確認できなかったというケースも考えられます。旧ジャニーズは『被害者のプライバシーへの配慮』という建前で詳細については相変わらず公表していませんが、そもそも加害者側の旧ジャニーズが被害者の選別を一方的に行っている構図は明らかにネジレている」(前出・芸能記者)

窓口になっているのは旧ジャニーズが設置した被害者救済委員会だが、知っての通り、当時のジャニーズJr.では正式な名簿すら作られておらず、実態を把握していたのはジャニー氏のみである。


「ジャニー氏から連絡を受け、一度だけレッスンに呼ばれ、その日のうちに被害に遭ってそれっきりとなったケースも十分あり得ます。さらに故・服部良一さんの息子さんのように、ジャニーズJr.と関係のない場所で被害に遭った人も存在していますが、彼らへの対応がどうなっているのかについても言及はない」(同・芸能記者)


補償金額についても問題は山積みだ。