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元横綱白鵬「第2の貴乃花」まっしぐら 2階級降格で出世コースから脱落 大相撲界残留も土俵際

宮城野親方(元横綱・白鵬)
宮城野親方(元横綱・白鵬) (C)週刊実話Web 

宮城野部屋消滅、いや、それどころか、大相撲界に残留できるかどうかの土俵際だ。

現役時代、史上最多の優勝45回をはじめ、数々の栄光と記録を達成した大横綱、白鵬こと宮城野親方が弟子の不祥事を口実に、貴乃花を彷彿とさせる大相撲界追放の大ピンチに陥っている。

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果たして宮城野親方は、生き残ることができるだろうか。

すべては〝身から出たサビ〟と言ってしまえばそれまでだが、宮城野部屋を継承してまだ1年半余り。その間に、幕内力士、十両力士をそれぞれ2人輩出するなど、誰もがうらやむほど順風満帆だった宮城野親方が、まさか弟子に足元をすくわれるとは、予想もしなかっただろう。

相撲協会は2月23日、臨時理事会を開いて、1年以上にわたり、日常的に弟弟子たちに暴力を振るっていた幕内・北青鵬(本名アリューナー・ダワーニンジ)が事前に提出していた引退届を受理した。

北青鵬による暴力行為の内容がひどすぎる

「1年以上にわたって、ほうきの柄でお尻を叩くのは序の口で、瞬間接着剤で手の指をくっつけたり、睾丸を叩いたり、殺虫剤スプレーに火をつけ、バーナー状にして体に近づけたり、まさにやりたい放題。警察に告訴すれば、刑務所行き間違いなしの、正視に堪えないものでした」(担当記者)

卑劣極まりない、とはこのことで、これを知っていながら制止することもなく、相撲協会に報告もしなかった宮城野親方も、師匠としてだけではなく、人間としても資質を疑われる。

北青鵬は身長2メートル4センチの長身で、〝末は大関、横綱、間違いなし〟といわれていた逸材。6歳のとき、宮城野親方が自ら声をかけ、発掘しただけに、「すべてに甘く、北青鵬も増長していた」と周囲は話す。

ただ、こんなことが許されるはずがない。