(画像)Picturesque Japan/Shutterstock 
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レッドブル「プロ野球参戦」へ 千葉ロッテと連携でバウアー獲得に乗り出す

日本野球界も“開国”へ?

しかし、近年は球団所有者が鉄道や新聞・テレビといった国内産業からグローバルに展開するIT関連産業に移り、「外資を排除する鎖国体制を変えるべきだ」との声が上がっている。

「大谷翔平をはじめ、スター選手が次々に渡米し、NPBはMLBの傘下に組み込まれてしまう、と危惧している。逆に外国の企業の球団買収を認め、アジアや中東、欧州のマーケットを拓いて独自性を出そうと。レッドブルのJリーグ&プロ野球参戦は、それを見据えてのもの」(スポーツ経営アナリスト)


老朽化が進むZOZOマリンスタジアム(1990年開場)について、千葉市はロッテ、千葉県などと協議し、24年度中に屋根が可動式のドーム球場(約2500億円)を含めた建て替えの基本構想を策定する。民間企業からの出資も検討しており、その真っ只中で浮上したレッドブルの球界参入は、実質的な千葉ロッテ買収と言える。


バウアーの去就ともども目が離せない。