女優の松本若菜が快進撃を続けている。すでにドラマプロデューサーやディレクター陣の中には「ポスト米倉涼子」と大絶賛する者も現れているのだ。
注目されるきっかけとなったのは7月からスタートした連ドラ初主演作『復讐の未亡人』(テレビ東京/木曜深夜2時35分〜)。原作は、女性たちの不倫生活をリアルに描いた話題のドラマ『金魚妻』(Netflix)でも知られる黒澤R氏。松本は、愛する夫を自殺に追い込んだ者たちを、己の色香を武器に復讐していく未亡人を演じている。
「深夜ドラマのため世帯視聴率は1%に満たないが、TVerでは第1話が計118万回再生を突破。プライム帯の『オクトー〜感情捜査官 心野朱梨〜#1』(日本テレビ系)の111万を超えている。もしもGP帯で放送されていたら、視聴率は10%以上に相当する数字です」(編成関係者)
驚くのは再生回数ばかりではない。コスパもずば抜けているという。
「『復讐の未亡人』の制作費は1本当たり500万円弱。通常は1本4〜5000万円掛けて制作するんです。テレ東にしたら、してやったりですよ」(制作関係者)
スケジュールは半年先までいっぱい
今回、深夜ドラマがヒットした理由だが―。
「松本の脱ぎっぷりに尽きますね。艶ビデオを彷彿させるような濡れ場が毎回、出てくる。第3話ではホテルの浴室でバックで突かれながらよだれを垂らし、口を半開きにしながらディープキスを披露していた。喘ぎ声もナマナマしく、十分ヌケる作品です」(事情通)
そんな松本の名前が世間に知られるようになったのはここ最近の話。4月期に放送された土屋太鳳が主演したドラマ『やんごとなき一族』(フジテレビ系)で披露した変顔や、マジ切れする演技が面白いとSNSを中心に評判になったのだ。
「過去にグラビアやセクシーDVDに出演した下積みを経て今回のブレークにつながったんです。すでに半年先までスケジュールが埋まっている」(編成関係者)
必要とあらば全裸になると公言してはばからない松本。大ブレークは秒読みだ。