『美女ざんまい』~グラビアアイドル&女優・小田飛鳥インタビュー

今年、30歳を迎えたグラビアアイドルの小田飛鳥。撮影会でのサービス精神旺盛さと、性についても奔放に語る潔さ(?)から、付いたあだ名が「セクシー番長」。コロナ禍の今年でさえ、DVDや写真集の出演オファーはきっちりあったというから正真正銘の売れっ子。ところが、そんな彼女にもエッチ関連の深刻な悩みがあるのだとか――。

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小田 セクシー番長と呼ばれ出したのは20代の前半でした。撮影会に来てくださるファンの方やスタッフさんが、誰ともなしに言い始めたんです。

――すごいパフォーマンスをしたとか?

小田 まぁ、そうですね。撮影会に来るモデルさんて、上品というかアイドル寄りの正統派水着を着ている人が多いんです。ポーズもおとなしめだし。そんな中で私は、手錠とか首輪といった小道具を持ち込んで、水着も大胆なハイレグだったり、挑発的なポーズをガンガンやったんです。するといつしか「セクシー番長って感じだよね」と言われるように。それが嬉しくて、私も乗っかっちゃいました。

――サービス精神が旺盛だったわけだ。そもそも撮られるのは好きだった?

小田 いいえ、写真は苦手でした。この世界に入ったのは、女優になりたくて小さな劇団でお芝居をしていたんです。動くことは好きなんですが、写真は止まるというか一瞬を切り取られるじゃないですか。そこに苦手意識がありました。好きになったのは、ある番組への出演がきっかけでした。

――それはどんな番組?

小田 『極嬢ヂカラPremium』(テレビ東京系)というバラエティーで、「素人のヌードを撮る」という企画でした。当時21歳だったと思うのですが、知り合いに推薦されて出てみないかと…。その際の私のウリは〝身長170センチのGカップ女子大生〟でした。出演の動機を聞かれて「自分の可能性を試したいから」と言ったのを覚えています。人気のコーナーで倍率は凄く高かったのに、合格できて脱ぐことになったんです。普段からお芝居の演出家の方から「自分をもっとさらけ出せ」と言われていたので、〝ここだ!〟と思っちゃったみたいです(笑)。

剃ったり生やしたりのローテーションが大変!

――どこまで脱いだ?

小田 テレビなので、全裸ではありませんが手ブラはやりました。あと、私の提案で、野外でも撮っていただいたんです。番組が放送されると、ツイッターには「凄いカラダですね」とか「度胸がいいですね」という誉め言葉をたくさんいただいて、その日を境に世界が変わった気がしています。

――当時のサイズと今では違う?

小田 グンと成長しちゃっって、今はIカップなんです。もう少しすればJカップ。でも、Jってさすがに可愛げがない感じがしませんか? 事務所の方ともプロフィル表記をどうするか、真剣に悩んでいるところなんです。サイズがないので私服が似合わないのも悩み。体を見せられる水着が一番フィットします。足が長く見えるTフロントも大好きですね。

――それって、ヘアの処理が大変なのでは?

小田 そこが本当に悩みなんですけど、DVDでは結構、ギリギリの衣装を着るので剃らなきゃいけないんです。つるつるのパイパン。ところが写真集は真逆で、毛がないとヘアヌードにならない。お仕事の依頼が来るのは嬉しいんですけど、剃ったり生やしたりのローテーションがとっても難しくて(笑)。たとえば今年の例だと、1月にDVDのロケをスペインでやってきて、そこではつるつるに。3月に写真集の話があったので、それまでに生やさなければいけなかったのですが、それくらいだと中途半端にブツブツ感が残っちゃうんですよね。