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NHK紅白歌合戦「桑子真帆VS和久田麻由子」女子アナバトル舞台裏

Inna Vlasova / Shutterstock

NHKのアナウンサーにとって最高の名誉とされているのが『紅白歌合戦』の総合司会だ。選ばれるのは、日本全国の500名近いNHKアナウンサーの中から1人しかいないため。今回、見事この天王山を制したのが2年ぶり3回目となる桑子真帆アナ。まさに昨年の雪辱を晴らした格好だ。その理由は1年後輩の和久田麻由子アナの存在だった。

「2017年、2018年と2年連続で『紅白歌合戦』の総合司会を務めたのが桑子アナだったんです。当然、2019年の令和初となる紅白も桑子アナだと思っていたら、まさかの大ドンデ返し…。和久田アナに白羽の矢が立った。この一報を聞いた桑子アナはショックのあまり昼間から寝込んでしまったんです。後日、番組が終わると、そのまま飲みに行き、翌日夕方の打ち合わせまで何軒もハシゴして憂さ晴ししたそうです」(事情通)

さらに年が明けて、桑子アナにとって屈辱的だったのがメイン番組の担当替え。今年3月末、桑子アナが情報番組『おはよう日本』、和久田アナが報道番組『ニュースウオッチ9』のキャスターにチェンジしたのだ。

「朝と夜の番組を比較したら、通常は夜の番組の方が格上なんです。理由は明らかですよ。予算もスタッフの数も違う。しかも、地震など有事の際は夜番組が主となり、ニュースが流される」(NHK報道関係者)

そうした中で、漏れ伝わっていたのが「紅白歌合戦の総合司会は和久田アナで内定」説だった。当の和久田アナ本人でさえ、11月2日の発表直前まで総合司会を担当するものと信じて疑わなかったという。

総合司会内定を信じて疑わなかった和久田アナだが…

「事前にスタッフからも内定を伝えられていたようです。当然、年末は有給休暇の奨励日でオフなら休みを入れている。しかし、和久田アナは通常のスケジュールになっていたんです。しかも、いつもニコニコしながら局内を闊歩していた。紅白スタッフルームには和久田アナからのお菓子の差し入れがあったくらいです」(前出・事情通)

NHKスタッフや和久田アナが総合司会内定を信じた理由は、他にもある。

「桑子アナはフジテレビの谷岡慎一アナと結婚したものの、わずか1年でスピード離婚。さらに、昨年には俳優の小澤征悦との交際をすっぱ抜かれた。コロナ禍の緊急事態下でもデートを繰り返し、小澤宅からNHKに通うという常軌を逸した行動を取り続けたのです。恐らく番組をトレードされた不満からでしょう。局内では小澤と結婚し、フリーになると思われていた。そんな彼女に名誉となる紅白総合司会を任せますかね…」(報道局幹部)

スタッフ人気もいま一つな桑子アナに対し、際立っていたのは、和久田アナへの破格の待遇ぶりだった。