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NHK紅白歌合戦「桑子真帆VS和久田麻由子」女子アナバトル舞台裏

「普通、NHKのアナウンサーは4~5年かけて2カ所以上の地方局に勤務する。地方で認められれば、東京か大阪に赴任する。桑子アナも5年かかった。しかし、和久田アナは岡山支局からたった3年で東京勤務となった。さらに、いきなり全国放送の『おはよう日本』の土・日・祝日キャスターに抜擢されたのです。『天皇即位特番』でもメインを張っている。東大卒というキャリアも気に入られ、理事から可愛がられていた。いずれ、アナウンス部長や理事など幹部候補として将来を嘱望されているんです」(前出・NHK報道関係者)

では、桑子アナの大逆転劇はなぜ起きたのか。

「ウッチャンの鶴の一声です」

と耳打ちするのはNHK幹部。今年で71回目となる『紅白歌合戦』の総合司会を桑子アナと共に務めるのが、4年連続となる『ウッチャンナンチャン』の内村光良。

「NHK上層部は内村に総合司会を受けてもらうにあたり、無条件で要望を聞き入れることを確約したんです。その内村がNHKに対し出した要望が桑子アナの復活だった。和久田アナよりも、桑子アナのほうが絡みやすいということです。彼女は『ブラタモリ』で共演したタモリのお墨付きが出るほど場の空気を読んでくれる」(放送作家)

しかし、これは表向きの話。内村の本音は番組視聴率にある。

視聴率は絶対に落としたくない内村光良

「桑子アナと一緒に総合司会を務めた2017年の第68回の前半世帯視聴率は35.8%、後半39.4%。2018年の第69回は前半37.7%、後半41.5%。しかし、和久田アナと初めて組んだ昨年の第70回は前半34.7%、後半37.3%だった。数字が明らかに落ちているんです。お茶の間人気は桑子アナの方が明らかに上なんですよ。芸人として、視聴率は絶対に落としたくないんです。今後の仕事にも影響しますからね」(芸能プロ関係者)

NHKの期待を一身に背負うハメになった内村。コロナ禍では生放送に制限があるため、事前収録したコントVTRも流す。その一方で紅白の柱となる出場歌手の選考にも、内村の意見が参考に取り入れられているという。

「韓国発の日本人ガールズグループ『NiziU』や朝の連続テレビ小説『エール』に関係した企画が展開される。紅組の司会の二階堂ふみや共演した窪田正孝、山崎育三郎、野田洋次郎、森山直太朗らとドラマの主題歌を歌ったり、志村けんの追悼企画も用意している。白組司会の大泉洋は10月に他界した作曲家の筒美京平さん(享年80)を偲ぶ企画で生歌を披露する予定です」(紅白消息筋)

地団駄を踏む和久田アナの姿が見えてきそう!?

【画像】

Inna Vlasova / Shutterstock

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